2010年12月31日金曜日

和風かに玉


和風だしのあんでいただく、あっさり味のかに玉。

【材料(2人分)】
卵 3個
シイタケ 2枚
ネギ 1本
ニンジン 1/4本
カニ缶 約100グラム
ごま油 大さじ2
醤油 小さじ1
酒 大さじ1

-あん
鰹だし 1カップ
醤油 小さじ2
片栗粉 大さじ1
酒 大さじ2

塩 適量

【つくり方】
1. シイタケは薄切り、ネギは斜め薄切り、ニンジンは千切りにする。

2. フライパンにごま油大さじ1を熱し、(1)の野菜を炒め、最後に水分をきったカニ缶を加え、塩で調味しざっと混ぜ、火を止める。バットなどにとり、あら熱をとっておく。

3. 卵をボールに割りほぐし、塩、醤油を加え、更に(2)を入れ、ざっと混ぜる。

4. フライパンにごま油大さじ1を熱し、(3)を片面ずつ焼く。

5. 小鍋でだしを沸かし、醤油、塩で調味し、酒でといた片栗粉を加え、沸騰させる。

6. (4)を器に盛り、(5)をかけて完成。

2010年12月30日木曜日

かぶの葉の炒め物


ほんの一口あまっていた酒盗で炒めたのかぶの葉っぱ。酒盗のコクで冷めておいしくいただけます。

【材料(つくりやすい分量)】
かぶの葉 5個分
酒盗 小さじ1
ニンニク 1カケ
ごま油 大さじ1

【つくり方】
1. かぶの葉を洗い、5センチの長さに切る。ニンニクは包丁でつぶし、芽の部分を取り除き、みじん切りにする。

2. フライパンを熱し、ごま油を入れ、ニンニクを炒め、酒盗も加える。

3. かぶの葉を加え、強火でさっと炒めて完成。

2010年12月29日水曜日

肉じゃが


水を使わずにお酒で煮込む、味の凝縮した肉じゃが。厚手の鍋で煮込むのがコツ。

【材料(2〜3人分)】
じゃがいも 4個
牛肉(こま切れ) 100グラム
玉ねぎ 小1個
ごま油 大さじ1
酒 100cc
砂糖 小さじ2
醤油 大さじ2
塩 適量

【つくり方】
1. じゃがいもは皮をむき、一口大に切る。玉ねぎは皮をむき、繊維を断ち切るように薄切りにする。

2. 厚手の鍋にごま油を熱し、玉ねぎを炒め、透き通ってきたらじゃがいもを加え、炒め続け、最後にほぐしながら牛肉も加えて更に炒める。

3. (2)の鍋に、酒、砂糖、醤油を加え、沸騰したらごく弱火にし、フタをし、時々アクをひき、かき混ぜながら、じゃがいもがやわらかくなるまで10〜15分煮込んで完成。

2010年12月28日火曜日

せりのお吸い物

Seri soup

ほろ苦さのある野菜にはデトックス効果があるとか、ないとか。
洋食が続いた後には、こんなやさしいお吸い物が飲みたくなります。

【材料(2人分)】
せり 1/2束
かつお出汁 600cc
醤油 小さじ2
塩 適量

柚子皮 適量

【つくり方】
1. たっぷりの沸騰した湯(分量外)で、せりをさっとゆで、冷水にとり、5cm程度の長さにカットする。

2. 出汁をわかし、醤油、塩で調味し、(1)のせりを入れ、沸騰したら火をとめ、お椀によそい、柚子皮を添えて完成。

2010年12月27日月曜日

サーモンとイクラの親子丼

Salmon and salmon roe bowl
Chirashi de saumon et caviar de saumon
おとなになってから好きになったもののひとつがイクラ。
お寿司屋さんのご主人いわく、プチプチ感が際立ったものよりも、控えめに口の中でとけるものの方が、“いい仕事”なのだとか。

【材料(2人分)】
サーモン(生) 150グラム
イクラの醤油漬け 50グラム
ごはん 2膳分
酢 大さじ2
砂糖 大さじ1弱
塩 小さじ1/3

醤油

【つくり方】
1. あたたかいごはんに、酢、砂糖、塩を混ぜ、器に盛る。

2. (1)に、サーモンとイクラを盛りつけ、好みで醤油をかけていただく。

2010年12月25日土曜日

焼きりんご

Baked apple
Pomme cuite

オーブン料理の恋しい季節。
ただよってくるお砂糖の甘くこうばしい香りから、なんとなく子ども時代が思い出されます。


【材料(2人分)】
りんご 2個
グラニュー糖 小さじ2
バター 10グラム
シナモンパウダー 適量

【つくり方】
1. りんごを洗い、シンの部分の底を残しながらくり抜き、そこにりんご1個につき、グラニュー糖小さじ1、バター5グラム、シナモン適量を入れる。

2. 200度のオーブンで40分程度焼いて完成。

2010年12月22日水曜日

ブッフ・ブルギニヨン


ブッフ・ブルギニヨンとは、フランス語で“牛肉のブルゴーニュ風”。牛肉を赤ワインで煮込んだお料理です。
本格的なレシピは、牛肉を一晩赤ワインと香味野菜でマリネしたり、ソースをこしたりと、たくさんの行程を経て完成するようですが、家庭では、材料を切って煮込みだけの簡単な行程で仕上げたいもの。
コクのあるコート・デュ・ローヌの赤ワインで煮込んでみました。
おいしく仕上げるコツは、とにかくアクをこまめにひくこと。

【材料(4〜6人分)】
牛肉(カレー・シチュー用) 700g
タマネギ 2個
ニンジン 1本
ニンニク 2~3カケ
マッシュルーム 2パック
ブロックベーコン 100グラム
赤ワイン(ローヌ) 750ml
水 200ml
オリーブオイル 大さじ3
薄力粉 大さじ2
ブーケガルニ 市販のもの1コ
砂糖 適量
塩・コショウ 適宜


【作り方】
1. タマネギは皮をむき、繊維を断ち切るように薄切りにする。ニンニクは皮をむき包丁でつぶしてシンを取り除く。ニンジンは皮をむき、食べやすい大きさにカットする。ベーコンは1cm幅の棒状にカットする。マッシュルームはフキンなどで汚れをふき落とす。

2. 牛肉に塩・コショウで下味をつける。

3. 鍋にオリーブオイル大さじ2をしき、火をつけ、あたたまってきたら肉を入れ、全部の面に焼き色をつける。

4. 肉に焼き色がついたら一度取り出し、鍋にオリーブオイル大さじ1を足し、ニンニクを入れ、香りがたってきたら、タマネギを入れ、よく炒める。あめ色になってきたら、さらにニンジンを加え、軽く炒める。ベーコンも加え軽く炒めたら、肉を戻し入れる。

5. (4)の鍋に薄力粉を入れ、こげないように木ベラなどでよく炒める。

6. (5)に赤ワインと水、ブーケガルニを入れ、沸騰したらごくごく弱火にして、アクをこまめてに取り除きながら、時々かきまぜ、2時間程度、ソースに濃度がついてくるまで煮込む。途中でマッシュルームを加える。味見をして、酸味が強いようであれば、砂糖を加え、好みの味になるように調整する。

7. ソースが濃厚になり、肉がほろりとするまでやわらかくなったらできあがり。

2010年12月20日月曜日

ゆずチキン


ゆずとオリーブオイルでマリネした、爽やかな香りのチキンのソテー。

【材料(1〜2人分)】
鶏もも肉 1枚(350グラム)
ゆず(小粒) 2〜3個
オリーブオイル 大さじ2
にんにく 1かけ
塩・こしょう 適量

シイタケ 適量

【つくり方】
1. 鶏肉は余分な脂を切り落とし、2等分にし、すりおろしたニンニクと塩、こしょうをよくもみ込み、バットに入れたら、ゆずの果汁をまわしかける。しぼったあとのゆずを5ミリに輪切りにして、鶏肉の上にのせ、オリールオイルをまわしかけ、冷蔵庫で2時間以上、ねかしておく。

2. グリルパンを熱して、(1)のチキンを皮面から焼く。10分程度焼いたら、もう片面を焼き、グリルパンのあいたところに、しいたけとつけ込んでおいたゆずの皮ものせ、一緒に焼く。

3. すべてが焼けたら、器に盛りつけて完成。

2010年12月19日日曜日

ゆず大根


ゆず香りが爽やかな、大根のおつけもの。はちみつで甘みをつけてあります。

【材料(つくりやすい分量)】
大根 1本
ゆず(小粒) 3〜4個
塩 大さじ2
ハチミツ 大さじ2

【つくり方】
1. 大根は皮をむき、5cm長さの1cm幅程度の棒状に切り、ボールなどに入れ、塩をまんべんなくふり、重しをして4時間以上置いておく。

2. ゆずは皮の黄色いところをこそげとり、細く切っておく。

3. ガラス容器などに、酢を入れ、ハチミツを溶かしたら、水気をよくきった(1)を入れ、軽く混ぜ、(2)のゆずの皮を散らし、更に混ぜ、2時間以上、おいたらできあがり。

2010年12月18日土曜日

プチトマトのペンネ


プチトマトを使って手早く仕上げるトマトソースのペンネ。塩とこしょうだけのシンプルな味つけで、トマトの味を楽しみます。

【材料(2人分)】
プチトマト 1パック
ペンネ 150g
にんにく 1カケ
オリーブオイル 大さじ2
塩・こしょう 適量

【つくり方】
1. フライパンにオリーブオイルを入れ、粗く刻んだにんにくを入れ、中火にかける。油が十分にあたたまったら、洗ってヘタをはずしたトマトを入れて、焼きつける。

2. 鍋に湯をわかし、塩を入れ、ペンネをゆでる。

3. (1)のトマトに焼き色がついてきたら、木べらなどで軽くつぶし、湯をきったペンネを入れて、塩・こしょうで調味し、全体を混ぜ合わせて完成。

2010年12月17日金曜日

里芋のバター焼き

ふかした里芋をバターで焼きつけた、ちょっと洋風のお芋料理です。

【材料(2〜3人分】
里芋(小粒のもの)10個
バター 10グラム
塩・こしょう 適量

【つくり方】
1. 里芋は泥を洗い落としたら、スプーンを使ってしごくようにして皮をむき、蒸し器で15〜20分程度蒸す。

2. フライパンを熱し、バターを入れ、(1)の里芋を焼きつけたら完成。

2010年10月31日日曜日

カマンベールのナッツ・サンド、はちみつがけ

Camembert almond sandwich with honey sauce
Sandwich au camembert aux amandes, sauce au miel
ナッツとチーズは相性のよい組み合わせ。はちみつを添えてデザート風にいただきます。

【材料(つくりやすい分量)】
カマンベール 1個
アーモンド 30グラム
はちみつ 適量

【つくり方】
1. アーモンドはあらく刻む。カマンベールを横半分にカットする。

2. アーモンドをカマンベールにはさみ、食べやすい大きさにカットして、好みではちみつをかけていただく。

2010年10月16日土曜日

砂肝の中華風炒め

Chinese-style fried gizzard 
Le gésier frites
砂肝を五香粉で香りをつけた手早くできる炒め物。ごくごく細切りにしたシシトウをトッピングして、辛みを加えました。

【材料(つくりやすい分量)】
砂肝 150グラム
シシトウ 5個
ごま油 大さじ1
塩・こしょう 適量
五香粉 適量

【つくり方】
1. 砂肝は白い固い部分を取り除き、食べやすい大きさに切る。シシトウは洗い、細い輪切りにする。

2. フライパンに油を入れ熱し、砂肝を炒める。塩・こしょうで調味したら、最後に五香粉を加えて火を止める。

3. 器に盛り、上からシシトウをトッピングして完成。

2010年10月14日木曜日

サーモンのリエット

Salmon paste
Riette de saumon
リエットは、豚肉をラードなどで固めたペーストのことをいいますが、近頃、サケやサバなど魚のリエットもよく見かけます。
スモークサーモンとサケの切り身をバターで和えるだけで、簡単にサーモンのリエットが完成します。

【材料(つくりやすい分量)】
スモークサーモン 100グラム
サケ切り身 1切れ(100グラム)
バター 20グラム
ライム果汁 小さじ1
塩・こしょう 適量

パン 適量
ラディッシュ 適量

【つくり方】
1. バターは室温に戻しておく。サケの切り身は、フッ素樹脂加工のフライパンで油をしかずに焼く。

2. (1)のサケが冷めたら、皮と骨を取り除き、手で細かくほぐす。スモークサーモンは包丁でたたく。

3. (2)とバターをよく混ぜ、ライム果汁を加え、塩・こしょうで調味したら、リエットの完成。ラディッシュ、トーストしたパンと一緒に器に盛り完成。

2010年9月23日木曜日

スルメイカのマリネ

Marinated squid
Calmars marinés
スルメイカをさっとゆでて、柚子コショウとオリーブオイルで和えるだけの簡単マリネ。


【材料(3〜4人分)】
スルメイカ(刺身用) 1杯
柚子コショウ 小さじ1/2
オリーブオイル 大さじ2
ライム果汁 大さじ2
塩 適量

【つくり方】
1. イカは、内蔵を取り出し、皮をむき、1センチ幅に短冊切りにする。

2. 鍋にたっぷりの湯をわかし、塩を加え、イカをさっとゆで、すぐに氷水に放してさます。

3. イカが冷めたら、柚子コショウ、オリーブオイル、ライム果汁で和えて完成。

2010年9月22日水曜日

ぶどうとチキンのマリネ

Marinated chicken with grapes
Poulet mariné avec des raisins
ハーブの香りをつけながら蒸したチキンをぶどうと一緒にいただくマリネ。蒸し汁に浸しておくことで、しっとり仕上ります。


【材料(4人分)】
鶏胸肉 1枚
白ワイン 100cc
ローズマリー(生) 4枝
ライム果汁 大さじ2
ぶどう 1/2房
オリーブオイル 大さじ2
塩・こしょう 適量

【つくり方】
1. 鶏胸肉に塩・こしょうをしてもみ込んでおく。

2. 器にローズマリーをしき、その上にチキンをのせ、白ワインをかけ、蒸し器で20分程度、チキンを蒸しあげる。

3. チキンが蒸し上がったら、蒸し器から取り出し、あら熱がとれたら、食べやすい大きさに手でさき、蒸し汁に浸けたままさます。

4. ぶどうを洗い、半分に切り、種を取り除く。

5. ぶどう、蒸し上がったチキン、ライム果汁、オリーブオイルを混ぜ合わせ、味をみて足りなければ、塩で調味し、器に盛って完成。

2010年9月20日月曜日

水切りヨーグルトのデザート

Yogurt dessert
Dessert yaourt
乳酸菌やカルシウムを多く含むヨーグルトは、腸内環境の調整や骨密度強化などに有効ともいわれる食品。無理をしないで毎日とりたいもの。
ヨーグルトの水分をしっかりきると驚くほど凝縮され、チーズのような味わいになります。
好みのジャムやハチミツをかければ、簡単にデザートに変身します。

【材料(2~4人分)】
プレーンヨーグルト 500グラム
ジャム 適量

【作り方】
ボールの上にざるをおき、そこにペーパータオルをしいたら、ヨーグルトを入れ、4時間以上、放置し、十分に水分をきる。
好みの固さまで水分が切れたら、器によそって好みのジャムをかえていただく。

2010年9月8日水曜日

いわしの梅煮

Sardine plum sauce
Sardines avec sauce aux prunes


ショウガと梅干しで煮込んだいわし。ごはんのすすむおかずです。


【材料(3人分)】
いわし 3尾
梅干し 3個
しょうが 1カケ
酒 1/2カップ
水 1カップ
しょうゆ 大さじ2
砂糖 大さじ1


万能ネギ 適量


【つくり方】
1. いわしは、包丁の背でウロコをひき、頭をおとし、お腹部分を斜めに切り落としたら、内蔵を取り出し、流水で洗い、ペーパータオルでよく水気をふく。


2. ショウガは千切りにする。


3. 鍋に、水、酒、しょうゆ、砂糖、種をはずした梅干し、千切りしょうがを入れ、一煮立ちさせたら、いわしを入れ、落としブタをして、弱火で15分程度煮たらできあがり。器に盛り、彩りで万能ネギの小口切りを散らす。

2010年9月6日月曜日

ロールキャベツ




Stuffed cabbage
Chou farci
キャベツとベーコンの出汁でいただくやさしい味のスープとスプーンだけ食べられるトロトロのロールキャベツ。厚手の鍋でじっくり煮込むのが失敗しないポイント。

【材料(ロールキャベツ8個分)】
キャベツ 葉を8〜12枚程度
合挽肉 200グラム
玉ねぎ 1個(みじん切り)
卵 1個
パン粉 大さじ3
ナツメグ 小さじ1/2

ベーコン(棒状のもの) 100グラム
ローリエ 2〜3枚
塩・こしょう 適量

【つくり方】
1. 鍋にたっぷりの湯をわかし、キャベツの葉を玉からはずしながら、やわらかくなるまで1枚あたり3分程度ゆで、湯から取り出し、あら熱をとる。さわれるくらいまで冷めたら、芯の固い部分はそぎ切る。ゆで汁はとっておく。

2. ボールに、挽肉、玉ねぎ、ナツメグ、卵、パン粉、塩・こしょうを入れ、よく練り混ぜる。

3. ゆでたキャベツの手前から3センチ程度のところに、(2)の肉だねをのせ(キャベツの葉が小さいならば2枚重ねる)、手前の葉を肉だねにかぶせ、左はしを折りたたみ、くるくると巻く。右はしは、内側に押し込み、巻口を下にして、ベーコンを散らした厚手の鍋にすきまができないように敷き詰める。キャベツをうまく巻けない場合には、爪楊枝で巻終わりをとめればOK。

4. キャベツを入れ終わったら、(1)のゆで汁を2〜3カップそそぎ入れ、塩・こしょうで調味し、沸騰するまで強火で加熱し、わいてきたらごく弱火にして、フタをして45分程度煮込んだら完成。途中、こまめにアクをひくこと。

2010年8月29日日曜日

マッシュポテト・ミートパイ

Mashed potatoes meat pie
Purée de pommes de terre et viande hachée au gratin 
生クリームでのばしたクリーミーなマッシュポテトと五香粉で香りづけした挽肉を重ねて焼いたオーブン料理。イギリスのシェパード・パイ風のお料理です。


【材料(3人分)】
じゃがいも 3個
生クリーム 100cc
玉ねぎ 小1個
にんにく 1カケ
合挽肉 100グラム
オリーブオイル 大さじ1
塩・こしょう 適量
五香粉 適量


【つくり方】
1. よく洗ったじゃがいもを皮付きのまま、たっぷりの湯でやわらかくなるまで20分程度ゆでる。


2. にんにく、玉ねぎをみじん切りにし、フライパンにオイルを入れ、にんにくを香りが出るまで炒め、さらに玉ねぎを加え、十分炒める。


3. 2に挽肉を加え、塩・こしょうで調味しながら炒める。最後に五香粉を加え、ざっと混ぜる。


4. じゃがいもがゆだったら取り出し、皮をむき、厚手の鍋に入れ、木べらなどでよくつぶしながら、生クリームを加え、塩で調味し、滑らかになるまでよく混ぜ合わせ、マッシュポテトをつくる。


5. 耐熱容器に、マッシュポテト、挽肉、マッシュポテトの3層になるように入れ、220度のオーブンで20分程度、焼き色がつくまで焼いたら完成。

2010年8月18日水曜日

子羊の香草パン粉焼き

Lamb chops
Côtelettes d'agneau
以前、オーストラリアに永住した友人のアメリカ人のお父様が、バーベキューでとてもおいしいラムチョップをふるまってくれました。ヒッコリーの木片でスモークされたお肉は、絶妙な火の入り具合で、どんなレストランで食べたものより美味。一人で10本ものラムチョップをいただいてしまったものです。
そんなラム肉は、脂肪の燃焼を助けるカルチニンという物質が多く含まれるため、ヘルシーなお肉tいわれているとか。魚焼きグリルを使えば簡単に、レア状態に仕上ります。そんなお肉は、やわらかで臭みもなくとてもおいしいもの。ワインがすすんでしまいそうです。


【材料(ラムチョップ4本分)】
ラムチョップ 4本(約200グラム)
ハーブドプロヴァンス 大さじ3
パン粉 大さじ2
塩・こしょう 適量


トマト 2個


【つくり方】
1. ラムチョップは冷蔵庫から出して室温に戻しておく。ハーブの半量とパン粉をあわせておく。トマトは洗い、三等分の輪切りにする。


2. ラムチョップに、塩・こしょうをすり込み、半量のハーブをまぶす。さらに(1)のパン粉&ハーブをまぶす。


3. 魚焼きグリルにラムチョップとトマトを並べ、火をつける。


4. ラムチョップを片面3〜4分ずつ焼く。焼き足りない場合には、グリルの火を止めてから5分程度余熱で火を通して完成。レア状態でいただく。

2010年8月16日月曜日

夏野菜の重ね焼き

Vegetable gratin
Tian de legume

薄切り野菜を重ねてオーブンで焼いた南仏料理「ティアン」を簡単にしたレシピ。お肉やお魚の付け合わせにも。

【材料(直径18センチの型1個分)】
ナス 2本
ズッキーニ 1本
トマト 小3個
オリーブオイル 大さじ4
塩 適量
ハーブドプロヴァンス 適量

【つくり方】
1. 野菜はすべて洗って、ヘタを取り除き、7mm程度の輪切りにする。

2. フライパンにオリーブオイルを熱し、ナスを並べ、塩とハーブをふり、両面を焼き、おおよそ火が通ったら、皿にあげておく。ズッキーニもナス同様に焼く。トマトは火が通りやすいので片面だけを焼く。

3. 耐熱容器に、2の野菜を交互に重ねながら並べ、200度に熱したオーブンで15分焼いたらできあがり。

2010年8月11日水曜日

鰹の中華風

Bonito salad
Salade Bonite
豆板醤を混ぜた中華風ソースでいただく鰹。表面にお砂糖をつけて、軽く焦げ目を漬けるのが、香ばしさのコツ。

【材料(2人分)】
鰹 1サク
砂糖 適量

レタス 1/2個

ポン酢(市販品) 大さじ4
にんにく(すりおろし) 小さじ1/2
ショウガ(すりおろし) 小さじ1/2
豆板醤 小さじ1/2

万能ネギ(小口切り) 適量

【つくり方】
1. 鰹はサク状のものを購入し、フキンなどで水気をふきとり、1面に砂糖を少しまぶす。フッ素樹脂加工のフライパンを熱し、砂糖のついた面から鰹を焼く。軽く色が変わったら、全面に軽く焼き色をつけ、氷水にとって冷やす(焼きすぎないこと)。

2. レタスを洗い、千切りにし、水気をきって盛り皿に盛る。

3. ポン酢に、にんにく、ショウガ、豆板醤を入れ、混ぜ合わせる。

4. 2に水気をふきとり食べやすい大きさに切った鰹を盛り、その上から3のタレをかけ、万能ネギを散らして完成。

2010年8月9日月曜日

トマトそうめん

Tomate somen
髪の毛のように細いパスタ、“カッペーリニ”の冷製をそうめんで代用した簡単レシピ。味の凝縮したトマトが味の決め手。

【材料(2人分)】
そうめん 2束
プチトマト 15個
バジル 適量
オリーブオイル 大さじ1/2
レモン汁 大さじ1
塩 適量

【つくり方】
1. トマトは洗いヘタを取り除き、4つに切る。バジルは洗って手でちぎる。

2. ボールにトマト、バジル、レモン汁、オリーブオイルを入れ、軽く混ぜる。

3. たっぷりの湯をわかし、そうめんをゆでる。

4. ゆであがったそうめんは冷水にとり、よく冷やし、2とよく混ぜ、塩で調味し、器に盛りつけてできあがり。

2010年8月6日金曜日

ロックフォールのペンネ

Penne Roquefort

三大ブルーチーズというと、フランスのロックフォール、イタリアのゴルゴンゾーラ、イギリスのスティルトンですが、フランスのロックフォールは、南フランスで羊のミルクからつくられるねっとりとした濃厚さと、ぴりっとした刺激が特徴。
豆乳でとかしてパスタのソースにした一品です。

【材料(2人分)】
ロックフォール 80グラム
豆乳(無調整) 100cc
ペンネ 150グラム
粗挽きコショウ

湯、塩

【つくり方】
1. 鍋に水と塩を入れ、沸騰したら規定の時間、ペンネをゆでる。

2. 鍋またはフライパンに豆乳を入れ、弱火にかけ、手でちぎったロックフォールを入れ、ゆっくりととかし、ソースをつくる。

3. ゆで上がったペンネにソースをからめ、器に盛り、粗挽きコショウをふりかけてできあがり。

2010年8月1日日曜日

8種野菜入りドライカレー

Dry curry
Riz au curry
8種類の野菜を煮込んだドライカレー。チャツネのかわりにピクルスを入れてみました.

【材料(6〜8人分)】
合挽肉 200グラム
ニンニク 1カケ
玉ねぎ 1個
ニンジン 1本
大根 3センチ程度
ピーマン 2個
ナス 2個
とうもろこし 1本
トマト 4個
ピクルス(キュウリ) みじん切り大さじ3
カレー個 大さじ5
一味唐辛子 小さじ 1/2
塩 小さじ1/2
コショウ 適量
ローリエ 1枚
ケチャップ 大さじ3
醤油 大さじ1
オリーブオイル 大さじ2

ごはん 適量

【つくり方】
1. とうもろこしは、包丁で実をはずし、他の野菜はすべて粗みじん切りにする。

2. 厚手の鍋にオイルとニンニクを入れ、中火にかかてニンニクの香りがオイルに移ったら、玉ねぎを入れ、飴色になるまで十分炒める。

3. 鍋に挽肉と塩、コショウ、カレー粉半量を入れ、挽肉を炒める。

4. さらに、ニンジン、大根、ピーマン、ナス、とうもろこしを入れ軽く炒める。さらに、トマトとピクルスを入れ、残りの調味料もすべて加え、沸騰するまでフタをして煮込む。

5. 鍋の中が煮立ったら、フタをはずし、時々かき混ぜ、水分をとばしながら30分程度加熱する。水分が十分飛んだら完成。ごはんにかけていただく。

2010年7月31日土曜日

ベイクドチーズケーキ

Baked cheese cake
Gateau Fromage
レーズンを混ぜ込んだベイクドチーズケーキ。底にダイジェスティブ・ビスケットを敷き込むと、型からはがしやすく、味も本格化風に仕上ります。

【材料(4人分・直径18センチ)】
クリームチーズ 200グラム
グラニュー糖 60グラム
サワークリーム 90cc
卵 1個
レモン汁 小さじ1
ダジェスティブ・ビスケット 50グラム(4枚程度)
バター 25グラム+45グラム
レーズン 大さじ2

【つくり方】
1. クリームチーズは室温に戻しておく。オーブンを170度にあたためておく。バター45グラム&25グラムは湯煎でとかしておく。バタービスケットはくだいておく。レーズンは湯(分量外)にひたしてふやかしておく。

2. とけたバター25とくだいたビスケットをよく混ぜ、型に敷き込む。

3. ボウルに、クリームチーズ、砂糖、サワークリーム、バター45グラム、レモン汁、湯をきったレーズンを入れ、泡立て器でなめらかになるまでよく混ぜる。

4. 型に(3)を流し入れ、170度のオーブンで50分程度焼いたら、あら熱をとって冷蔵庫でよく冷やして完成。

2010年7月29日木曜日

アボカドとクリームチーズの海苔巻き

Avocado and cream cheese maki

Maki de avocat et fromage frais
パリのお寿司屋さんで、大葉のかわりにバジルの入ったのり巻きや、お酢のきいていない酢飯のお寿司をいただいてびっくりしたことがありますが、それはそれで、新鮮な味わいでした。

【材料(つくりやすい分量)】
ごはん 一膳分
アボカド 1/4個
レモン汁 大さじ1
クリームチーズ 30グラム
こしょう、スパイス、ハーブ 適量
焼き海苔 適量

【つくり方】
1. ごはんはあら熱をとっておく。アボカドは種、皮をとり除き、1.5センチ角にカットしレモン汁をかけておく。クリームチーズは1.5角程度にカットし、好みのスパイス、ハーブ類をトッピングしておく。海苔は2センチ程度の帯状にカットしておく。

2. ごはんを小さく握り、そのまわりに海苔を巻き付け、上にチーズとアボカドをトッピングして完成。好みで醤油をかけていただく。

2010年7月26日月曜日

クリームチーズ明太子ソースのペンネ

Cream cheese and cod ovum  sauce penne
Penne au sauce de fromage frais et ovule de cabillaud
クリームチーズと明太子を混ぜるだけで完成する、
シンプルなパスタソースでつくったペンネ。


【材料(2人分)】
クリームチーズ 40グラム
明太子 1/2腹(1本)
ペンネ(乾燥) 150グラム
アサツキ(小口切り) 大さじ2
塩・水 適量


【つくり方】
1. 塩をたっぷり入れた水を沸騰させて、
表示通りにペンネをゆでる。


2. 室温の戻してやわらくなった
クリームチーズをボールを入れ、
薄皮から取り出した明太子も加え、よく混ぜる。


3. ペンネの湯をきり、
アツアツのうちに(2)のボールに入れ、
よくからめる。


4. 器にもり、アサツキを散らして完成。

2010年7月25日日曜日

クリームチーズのせトマトスープ

Cream cheese topping  tomato soup
Soupe de tomate avec fromage frais
ちょっと酸味のキツめなトマトスープも
クリームチーズのコクでマイルドに。


【材料(4人分)】
カットトマト缶 1缶(400グラム)
玉ねぎ 1/2個
ニンジン(小) 1本
ニンニク 1カケ
コーン缶(ホール) 1缶(130グラム)
白ワイン(または日本酒) 100cc
ローリエ 1枚
ハーブドプロヴァンス 一つまみ
塩・こしょう 適量
水 100cc
クリームチーズ 40グラム


【つくり方】
1. ニンニクと玉ねぎは皮を取り除いたらみじん切りに。
ニンジンは5ミリ角のサイコロ状にカットする。


2. 厚手の鍋にオリーブオイルをしき、
ニンニクを入れ火をつけ、
ニンニクの香りがオイルにうつったら
玉ねぎを加え透き通るまで炒める。
ニンジンも加え、3分程度炒め、
缶汁を切ったコーンも加えて炒める。


3. さらにトマト缶、ワイン、ハーブ類、
水を加え、塩・コショウで調味したら、
フタをして弱火にし、
時々返しながら15〜20分程度煮込む。


4. 器に盛り、一人分にクリームチーズをのせ、
さらにハーブをトッピングして完成。
チーズをとかしながらいただく。

2010年7月24日土曜日

キムチのせ冷や奴

Tofu Kimuchi

暑い日は火を使わない料理を。
器と箸置きは、ともにYさんの「むさしの窯」。

【材料(2人分)】
豆腐 1丁
キムチ 100グラム
ごま油 小さじ2
細ねぎ 2本

【つくり方】
1. 細ネギは洗って、小口切りにする。
豆腐は半分に切る。

2. 一人分ずつの盛りつけ皿に、
水を切った豆腐1/2丁を入れ、
その上にキムチ半量をこんもりのせ、
ごま油小さじ1をまわしかけ、
ネギの半量をかけてできあがり。

2010年7月19日月曜日

チリコンカーン

Chili con carne

メキシコ料理の影響受けた
テキサス料理は「テクス・メクス」、
カルフォルニアならば「カル・メクス」とか。
キドニービーンズや金時豆を
スパイシーに煮込んだチリコンカーンは
日本の食卓でもおなじみのメキシコ風料理。

【材料(6〜8人分】
金時豆(乾燥) 450グラム
にんにく 2カケ
たまねぎ 1個
ニンジン 1本
ピーマン 2個
カットトマト缶 400グラム1缶
スイートコーン缶 130グラム 1缶
合挽肉 350グラム
オリーブオイル 大さじ2
チリパウダー 大さじ2
一味唐辛子 小さじ1
トマトケチャップ 大さじ3
醤油 大さじ1
ローリエ 1枚
ハーブドプロヴァンス 小さじ1/2
塩・こしょう 適量

【つくり方】
1. 金時豆はたっぷりの水に一晩つける。
豆が十分ふっくらしたら中火にかけ、
沸騰したら弱火にして、アクをひきながら、
30分〜1時間程度、豆がやわらなくなるまで煮る。

2. 野菜類はすべてみじん切りにする。

3. 厚手の鍋にオイルとにんにくを入れ、
中火にかけて、にんにくの香りが
オイルに移ったらたまねぎを加えよく炒める。
さらに挽肉も加え、ポロポロになるまでいため、
塩・こしょう、ハーブ、
半量のチリパウダーを加え混ぜる。
さらにニンジンも加え炒め、
最後にピーマンも加え炒める。

4. (3)の鍋に、トマト缶、
コーン缶(水分は捨てる)、煮豆、
ケチャップ、ローリエ、残りのチリパウダー、
一味唐辛子、醤油を入れ、
弱火にし、フタをして煮込む。

5. ときどきかき混ぜならが、
水分がなくなったら、味見をし、
足りなければ塩・こしょうで味を整えて完成。

2010年7月17日土曜日

ラズベリージャムのベイクドチーズケーキ

Raspberry jam baked cheese cake
Gâteau au fromage à la confiture de framboise
ジャムの甘みを生かしてつくった
ベイクドチーズケーキ。
しっかり冷やし固めるのが美味しさのコツ。


【材料3〜4人分(直径15cm)】
クリームチーズ 150g
生クリーム 100ml
ラズベリージャム 100g
卵 1個
小麦粉 大さじ1
レモン汁 大さじ1


【つくり方】
1. クリームチーズは冷蔵庫から出して
室温に戻しておく。
底の抜ける型がなければ、
型底の形にカットしたオーブンシートを敷いておく。


2. ボールにクリームチーズ、卵を入れ、
よくすり混ぜる。そにジャムも加え、
さらに混ぜ、生クリーム、レモン汁、
粉も加えて、よく混ぜ合わす。


3. 型に流し込み、170度のオーブンで40分程度焼き、
アラ熱がとれたら、冷蔵庫で一晩冷やして完成。

2010年7月11日日曜日

白インゲンのトマト煮込み

Poisson Cassoulet
白インゲンと鴨や羊肉などをじっくり煮込み、
更にオーブンで焼いた「カスレ」は
南西フランスの名物料理。
ソーセージとブロックベーコン、
切り身のお魚で、すっきり系
カスレ風の煮込み料理。

【材料(8〜10人分)】
白インゲンウ(乾燥) 400グラム
玉ねぎ 1個
にんじん 1本
トマト 4個
ブロックベーコン 100グラム
ソーセージ 150グラム
トマトケチャップ 大さじ3
ニンニク 1カケ
ハーブドプロヴァンス、ローズマリー(ドライ) 適量
切り身魚(鯛、タラ、鮭など) 5〜6切れ
オリーブオイル 大さじ3
塩・こしょう 適量
水 1リットル

【つくり方】
1. インゲンをざっと洗い、
一晩たっぷりの水につけておく。

2. 一晩たったインゲンを水ごと中火にかけ、
沸騰してきたら弱火にして30分程度煮る。
途中、アクを丁寧にすくいとる。

3. 切り身魚は骨を取り除き、半分に切り、
塩・こしょうし、オイル大さじ1をしいたフライパンで、
両面を軽く焼く。ベーコンは5ミリ幅のマッチ棒状に切る。 

4. ニンニクは皮をむき縦半分に切り、包丁でつぶし、
目を取り除いておく。
玉ねぎは皮をむき、みじん切りにする。
ニンジンも洗い、1cm程度の角切りにする。
トマトは洗い、ヘタをとり、4つ割にする。

5. 厚手の鍋にオイル大さじ2を入れ、
ニンニクを入れ火をつけ、
ニンニクの香りがオイルに移ったら、
玉ねぎを入れ、透き通るまで炒める。
更にニンジンも加え炒め、最後にトマトも加える。

6. (5)の野菜類におおよそ火が通ったら、
(2)のインゲンの水を切り、鍋に加える。
そこに水1リットルを加え、ソーセージ、
トマトケチャップ、ハーブ類を加え、
塩・こしょうで調味し、沸騰するまでフタをして、
沸騰したら中火にして30分程度加熱する。
途中、こまめにアクを取り除く。

7. 時々かえしなから煮込み、魚を加え、
更に30分程度加熱して、
全体がトロリとしていれば完成。

2010年7月2日金曜日

チーズ入りポテトサラダ

Cheese in potato salad
Salade de pomme de terre avec fromage
マヨネーズのかわりにチーズを使った
ポテトサラダ。梅干しで酸味をプラス。


【材料(2人分)】
じゃがいも 3個
長ネギ 1本
梅干し 大1個
チーズ(白カビタイプ) 25グラム


【つくり方】
1. 長ネギを洗い、斜めに薄切りにする。
沸騰した蒸し器によく洗ったじゃがいもを
皮つきのまま入れ、30分程度、
やわらかくなるまで蒸す。
最後に長ネギを加え、3分程度加熱して、
火を止め、熱いうちにジャガイモの皮をむき、
2センチ角に切る。
ネギはフキンなどにとり、水気をきっておく。


2. 梅干しは包丁で種を取り出し、
細かくたたく。チーズは1センチの角切りにする。


3. ボールに、すべての材料を入れ、
軽く混ぜてできあがり。

2010年6月20日日曜日

ヒジキの煮物 ゆずこしょう風味

Hijiki with Yuzu sauce
Hijiki au parfum d'Yuzu
食物繊維やカルシウムが豊富に含まれているヒジキ。
海藻は積極的にとりたいもの。
ゆずこしょうをきかせた一品。

【材料(4人分)】
乾燥ヒジキ 25グラム
ニンジン 1/2本
油揚げ 1枚
鶏ささみ 1本
ごま油 大さじ1
日本酒 大さじ2
醤油 大さじ1
黒砂糖(粉) 小さじ1/2
ゆずこしょう 小さじ1/2

【つくり方】
1. ヒジキをたっぷりの水に30分以上つけ、
やわらかくなるまで戻しておく。
やわらかくなったヒジキをザルにあげ、
ざっと切っておく。
ニンジンは洗ったら千切りにする。
油あげも3センチ長さの千切りにする。
ささみは小口切りにする。

2. フライパンに油をしき、
あたたまったらささみを軽くソテーし、
ニンジンも加え、よく炒める。
油あげも加え、ざっと炒め、
更にヒジキも加え、調味料をすべて加え、
かき混ぜながら、水分がなくなるまで炒めて完成。

2010年6月19日土曜日

ラタトゥイユ

Ratatouille
南フランスの野菜の煮込み料理「ラタトゥイユ」。
厚手のお鍋で煮込めば、
水を一滴も使わなくても野菜の水分で煮込み完了。
熱々もほか、よく冷やしても。

【材料(4人分)】
たまねぎ 1個
ナス 3本
ズッキーニ 2本
トマト 4個
ニンニク 1カケ
オリーブオイル 大さじ3
ローズマリー(生) 1本
ハーブ・ド・プロヴァンス 適量
塩・こしょう 適量

【つくり方】
1. たまねぎは皮をむき、3センチ角に切る。
ナスは洗い、ヘタをおとしてから
1センチの輪切りにする。
ズッキーニも洗い、ヘタをおとして
1センチの輪切りにする。
トマトは洗い、ヘタを取り除いてから8等分に切る。
ニンニクは皮をむき、縦半分に切り、
目を取り除いてから、包丁でつぶす。

2. 厚手の鍋にオイルをしき、
ニンニクを入れたら中火にかけ、
ニンニクがこげないようにゆっくり加熱する。

3. 鍋にたまねぎを加え、炒める。
たまねぎが透き通ってきたら、ナスを加え、炒める。
ナスが十分オイルをすったら、
ズッキーニを加え、炒める。
次にトマトを入れ、ハーブ類を加え、
塩・こしょうで調味する。

4. 時々かき混ぜながら、鍋の中が沸騰したら、
火をごくごく弱火にして、
フタをし、20〜30分煮込む。
途中、時々かき混ぜ、
野菜がくったり煮込めたらできあがり。

2010年6月18日金曜日

ホワイトアスパラガスの前菜

White asparagus salad
Salade aux asperges blanches
春から初夏に出回るホワイトアスパラガス。
卵を使ったクリーミーなソース・オランデーズも
美味ながら、家庭ならビネグレットソースが手軽。
バルサミコ酢を使って、
白いアスパラガスとの色の
コントラストを楽しんで。

【材料(つくりやすい分量)】
ホワイトアスパラガス 2束
オリーブオイル 大さじ1
バルサミコ酢 大さじ1/2
塩・こしょう 適量

【つくり方】
1. アスパラガスは、洗ったら、
根元下2センチ程度のところを手で折ったら、
根元近くの固い部分3センチ程度をピーラーでむく。

2. 蒸し器をわかし、
沸騰したところにアスパラガスを入れ、
3分程度蒸したら、器に盛り、バルサミコ酢、
オイルをまわしかけ、
塩・こしょうで調味してできあがり。

2010年6月4日金曜日

ロックフォールのオムレツ

Roquefort omelet
Omelette au roquefort

南フランスのミディ・ピレネー地方の
ロックフォール・シュール・スールゾン村で
つくられるAOCチーズのロックフォール。
羊のミルク特有のねっとりとした舌ざわりと
青カビのピリっとした刺激が特徴。
パスタソースやオムレツの具にもマッチ。

【材料(1人分)】
卵 2個
マッシュルーム 6個
バター 10グラム
ロックフォール 30グラム
塩・こしょう 適量

【つくり方】
1. マッシュルームはフキンなどで汚れをふきおとし、
薄くスライスしておく。卵は割ほぐしておく。

2. フッ素樹脂加工のフライパンにバターを入れ、
火にかけ、バターがとけてきたら
マッシュルームを加え炒める。

3. マッシュルームが炒まったら、
卵を加えざっと混ぜ、軽く火が通ってきたら、
ロックフォールを手でちぎりながら加え、
卵をフタをするように折り、
さらに加熱し、好みの焼き加減まで
火を入れたらできあがり。

2010年6月3日木曜日

ズッキーニのバルケット

Zucchini boat
Barquette au courgette

“バルケット”とは、フランス語で「小舟」の意味。
種の部分をくり抜いたズッキーニに
ブルーチーズとパン粉を詰めて
オーブンで焼くだけの簡単レシピ。

【材料(つくりやすい分量)】
ズッキーニ 1本
ブルーチーズ 40グラム
パン粉 大さじ2

【つくり方】
1. ズッキーニは洗ったらヘタを切りおとし、
縦半分に切り、スプーンで種を取り出す。

2. (1)のズッキーニを、耐熱皿に乗せ、
ブルーチーズを手でちぎりながらのせ、
最後にパン粉をふりかけ、
200度程度のオーブンで15〜20分焼いてできあがり。

2010年5月2日日曜日

モヤシのナムル風サラダ

'Namuru' bean sprout salade
'Namuru', salade de posse de soja

醤油、ごま油、ニンニクをきかせた
モヤシのサラダです。

【材料(2〜3人分)】
モヤシ 1パック
ごま油 大さじ1
醤油 小さじ2
ニンニク 1/5個分(すりおろし)
一味唐辛子 適量

湯 適量


【つくり方】
1. 鍋にたっぷりの湯をわかしモヤシを入れ、
2〜5分程度、好みのかたさに茹で、ざるで湯をきる。

2. 盛りつけ用の器に、ごま油と醤油、
すりおろしニンニク、一味唐辛子を入れ、
1のモヤシを加え、手でざっと混ぜてできあがり。


2010年5月1日土曜日

グリンピースのマッシュポテト

Mashed potatoes with green peas
Purée de pommes de terre aux petits pois
豆乳でのばしたじゃがいもピューレに
グリンピースを加えて、混ぜ合わせた一品。
ヴィーガン・レシピ。


【材料(4人分)】
じゃがいも(メークイン。新ジャガは不可) 400グラム
豆乳(成分無調整) 100cc
グリンピース(生のもので、さやから出したもの) 50グラム
にんにく 1/5かけ(すりおろす)
塩 適量


【つくり方】
1. じゃがいもは洗ったら皮つきのまま、
たっぷりの湯で20〜30分、
じゅうぶんやわらかくなるまで煮る。


2. グリンピースは、塩を加えた湯で
十分やわらかくなるまで煮たら、ザルにあげ、
器の中でフォークの背などでよくつぶす。


3. 1のじゃがいもがゆだったら、湯をすて、
じゃがいもを取り出して皮を急いでむき、
鍋を軽く洗い弱火にかけ、じゃがいもを鍋に戻し、
木べらでよくすり混ぜながらつぶす。
十分につぶれたら、豆乳、にんにくのすりおろし、
塩を入れ、よく混ぜ合わせる。


4. 火を止め、グリピースを加えて、さらに混ぜる。
スープ用などのスプーン2本を使って、
ラグビーボール状になるように形を整えながら
器に盛ってできあがり。

2010年4月30日金曜日

トマトのエスニックサラダ

Exotic tomato salad
Salade aux tomates exotique
タイのナンプラーやベトナムのヌクマムが有名な“魚醤”は、お料理にちょっと加えるだけで、エスニック風な味わいになる便利な調味料。
1本持っていると、いろいろ使えます。

【材料(2〜4人分)】
トマト(小粒で味の濃いもの) 400〜500グラム
ナンプラー 小さじ1
ごま油 大さじ1
香菜 適量

【つくり方】
1. 盛りつけ用の皿に、ナンプラーとごま油を入れ、スプーンなどでかき混ぜる。

2. トマトを洗ったら、ヘタを取り除き、一口大にカットし、1の皿に入れる。全部入ったら、手かソースと混ぜ合わせる。

3. 洗って水気をきった香菜を散らしてできあがり。

2010年4月29日木曜日

あおさ海苔入りひたし豆

Green soy beans and laver
Soja vert et algue
“信州の鎌倉”とよばれる上田にある中禅寺に行ってきました。お寺の敷地内に、ちょっとした売店があって、上田の見所をまとめた切手シートなどとともに、地元の野菜が売っていました。
ひたし豆用の青大豆もさまざまな種類が売られていて、お店のマダムが「味が良い」とすすめてくれた、鞍掛豆を買ってみました。青いお豆に黒いフのあるこのお豆はその風貌から“パンダ豆”や、その味わいから“海苔豆”などとも呼ばれるそうです。

【材料(4〜6人分)】
乗鞍豆 200グラム
出汁 750cc程度
みりん 大さじ2
醤油、塩 適量
あおさのり(乾燥) 大さじ2〜3

【つくり方】
1. 豆を軽くあらったら、たっぷりの水に1晩ひたす。

2. 十分に水をすった豆を、水ごと火にかけ、アクを丁寧にすくいながら、20分程度、豆がやわらかくなるまで煮る。

3. 豆が煮上がったら、ザルを使って湯をきり、別鍋にわかしておいた出汁に入れ、塩、醤油、みりんで調味する。アクをひきながら、少し煮て、あおさのりも加え、火を止め、そのまま冷やしてできあがり。

2010年4月25日日曜日

タケノコのケチャップ炒め

Ketchup bamboo shoot
Pousses de bambou avec sauce de tomate
手作りのケチャップをいただきました。トマトの果肉が残っていて、“食べるケチャップ”といった感じです。今が旬のタケノコを、できたての手作りケチャップで炒めてみました。
ちょっとしたおつまみにはもちろん、お弁当のおかずにもよさそうです。


【材料(2人分)】
タケノコ 1本(15センチ程度)
ケチャップ 大さじ3
オリーブオイル 大さじ1


【つくり方】
1. タケノコは根元部分は、繊維を断ち切るように5ミリ程度の半月に切る。やわらかい穂先部分は、繊維にそって5ミリあつさに切る。


2. フライパンにオリーブオイルを入れ火にかけ、タケノコを焼き付ける。


3. タケノコに軽く焼き色がついたらケチャップを加えて、ざっと混ぜてできあがり。

2010年4月24日土曜日

じゃがいもの明太子和え

Cod ovum potato salad
Salade de pommes de terre avec morue ovule


辛子明太子とマスカルポーネを混ぜたソースで和えるだけのポテトサラダ。じゃがいもは、ねっとりとした甘さのメークインがおすすめです。
きれいなピンク色に仕上るので、おもてなし料理にもおすすめ。シャンパーニュとあわせていただきた一品です。


【材料(3〜4人分)】
マスカルポーネチーズ 100グラム
辛子明太子 1.5腹(3本)
メークイン 3個(皮つきで約450グラム)


【つくり方】
1. メークインをよく洗い、たっぷりの水の入った鍋に入れ、火にかけ、15〜20分程度、十分やわらかくなるまで煮る。


2. メークインが煮上がったら、鍋から取り出し冷まし、手で皮をむいて、一口大に手で割る。


3. 明太子の包丁などを使って、薄皮から卵を取り出し、ボールの中でマスカルポーネとよく混ぜる。


4. メークインと明太子ソースをざっと混ぜて器に盛って完成。

2010年4月14日水曜日

奈良漬けとくるみと木の芽の和え物

Pickled vegetable 'Narazuke' and walnut, leaf bud
Légumes marinés 'Narazuke 'et noix, des bourgeons foliaires
奈良を旅行した際にいただいた奈良漬け。独特な香りが特徴的ですね。亡くなった祖母がよくつくってくれた、奈良漬けとくるみと木の芽のふりかけ風の和え物を思い出したので、さっそくつくってみました。
木の芽との相性のよいタケノコご飯にかけていただきます。
盛りつけた器と箸置きは、大好きなむさしの窯のものです。


【材料(つくりやすい分量)】
奈良漬け 3cm程度
くるみ 大さじ3
木の芽 手のひらに軽く一杯


タケノコご飯 適量


【つくり方】
奈良漬けのまわりついた酒粕を手で取り除き、材料すべてを粗くみじん切りにして混ぜ合わせて完成。


タケノコご飯にかけていただく。

2010年4月11日日曜日

切り干し大根と麩の煮物

Dried Japanese radish and dried bread-like pieces of wheat gluten
Radis japonais sec et gluten de blé sec 'Fu'
友人のご実家のある奈良・飛鳥に行ってきました。お料理上手なおかあさまの手作りの切り干し大根をいただきましたので、家に帰ってからさっそく煮物にしてみました。
市販品の細い千切りのものとは違い、適度な大きさと厚みがあり、大根の甘さをしっかり味わうことができます。
おかあさまは、大根に限らず、にんじんやブロッコリーなどを自宅前の畑でつくられていて、まさに地産地消。素敵な生活ですね。


【材料(2〜3人分)】
切り干し大根 100グラム
麩(乾燥タイプ) 約20センチ
出汁 2カップ
塩、醤油 適量
七味唐辛子 適量


【つくり方】
1. 一晩たっぷりの水(分量外)で大根を戻す(炭酸を加えるとよりやわらかに戻るそうです)。


2. 麩を包丁で2センチ程度の輪切りにし、水で戻し、軽く水をきる。


3. 鍋に出汁と大根を入れ、中火にかけ、沸騰したら弱火にして10分程度煮る。


4. 塩、醤油で調味し、麩を加えて、全体がなじむまで煮込んだら完成。好みで七味唐辛子をかけていただく。

2010年3月29日月曜日

具だくさんの鯛のあら汁

Sea bream miso soup
Daurade soupe miso
私がよく利用するデパ地下の鮮魚売り場では、よく鯛のあらが売られています。しかも国産の天然ものが500円なんてあると、「今晩は肉料理にしようかな」なんて思っていたとしてもついつい買ってしまいます。
ハーブと一緒にオーブンで焼くのもおいしいですが、寒い日はあら汁にしていただきます。

【材料(4〜6人分)】
鯛のあら 1尾分
木綿豆腐 1丁
大根 1/2本
ネギ 1本
味噌 大さじ4
昆布 15cm角1枚
水 1.5リットル

七味唐辛子 適量

【つくり方】
1. 鍋に水1.5リットルと昆布を入れ、30分以上おき、中火にかけ、沸騰直前で昆布を取り出し、出汁をつくっておく。

2. 大根は皮をむき、1.5センチあつさのいちょう切りにする。ネギは洗い、白い部分は5ミリ幅程度の斜め切りにし、青い部分は、ごくごく細い輪切りにする。

3. 鍋にたっぷりの湯をわかし、鯛のあらを霜降りする(沸騰した湯にあらを少量ずつ入れ、数秒ゆで全体が白くなったら、あらかじめ用意しておいた氷水にとる)。霜降りしたあらは、流水にかけながら、鱗や血合いなどを手で丁寧におとす。目にまわりなどにも鱗はたくさんあるので、手でさわりながら、丁寧にきれいにしておく。

4. 出汁に大根を入れ、沸騰させたら弱火にして20分程度、大根がやわらかくなるまで煮る。途中、アクが出てきたら丁寧に取り除く。大根がやわらかくなったら、下処理をしたあらと、手でちぎった豆腐、ネギの白い部分を入れ、10分程度煮込む。

5. 具材に十分火が通ったら、味噌をとかし入れ、ネギの青い部分を入れ、再び沸騰したらできあがり。

6. お椀によそい、好みで七味唐辛子をかけていただく。

2010年3月28日日曜日

明太子パスタ

Cod ovum pasta
Pâtes au ovule de cabillaud


明太子に一番合うのはあつあつの白いご飯だと思いますが、パスタさえゆだれば5分かからずできてしまう明太子パスタは、私のブランチの定番です。


【材料(2人分)】
明太子 1腹
ロングパスタ 300グラム
バター 30グラム
大葉 10枚


塩、熱湯 適量


【つくり方】
1. 鍋にたっぷりの湯をわかし塩を入れ、パスタを標準時間ゆでる。


2. 明太子を薄皮から包丁などでこそげながら出す。大葉は千切りにする。


3. パスタがゆだったら湯をきり、ボールに入れ、バターも加えて、急いでとかし合える。明太子も加え、よく混ぜる。


4. 器にもって、大葉をのせて完成。盛りつけにはトングを使うと便利です。